Thank you for the last 27 years. エロゲーメーカーの老舗のelfが27年の歴史を終える、という噂を聞きました。

 私は、少年ジャンプとファミコンの少年期を経て、10代後半はPC-98のエロゲーと小説とミリオン連発時代のJ-POPのラジオに浸かっていました。ゲームボーイもスーファミもプレステも、セーラームーンなどTVアニメにもまったく触れずに。

 徳間書店の「テクノポリス」を購読していて、中でもelfは発売されれば必ず買う鉄板でした。「ドラゴンナイトII」「FOXY2」「ELLE」「SHANGRLIA」「DE・JA2」「同級生」「METAL EYE」「ワーズ・ワース」「SHANGRLIA2」「ドラゴンナイト4」「同級生2」「遺作」「下級生」「この世の果てで恋を唄う少女YO-NO」「臭作」

 エルフと言えば、まずは社長の蛭田昌人独特の男主人公キャラ、抜群の行動力で大人の世界に触れさせてくれる憧れでした。
 この「ELLE」は、エロゲー市場を大きく広げた「ドラゴンナイト」の蛭田シナリオで、自称業界初のマップクリックシステムを搭載して、世界観を拡げるテキストが飛躍的に増大。でもコンパクトで何度も何度もプレイしたものでした。栗本薫の小説などでSFにも触れていましたが、「ELLE」のシナリオも大好き。主人公は超Aクラスの特別なスナイパー、特別ゆえ口外してはならず自称Bクラスの新参者として近未来を駆ける。エルは超Bクラス。
 絵は「SHANGRLIA」チックにアナログ16色同時発色ではないですが640×400のモニターの二画面スクロール、で描いたのですが容量が大きすぎで半分に縮小。

 時間を作って、他のゲームのキャラも描きたいものです。私にとってelfは本当に特別なものでした。

2015/10/18


以下は、昔描いた絵。

「ワーズ・ワース」(WORDS WORTH)より


「SHANGRLIA」(シャングリラ)より


「METAL EYE」より