リヨン伝説フレア
「妄執」



 その瞬間 フレアの簡素なデザインだが上質の素材の王女の衣服が 消滅した。

「イオ あなた 何なのこれは、離して」
 そして、樹木が変形したような 触手が 手足を拘束し、フレアの裸体を宙に浮かせた。

 イオは 焦がれるような 陶酔とした笑みをうかべ 無言で フレアの裸の胸に手を伸ばした。
幼い少年の手にはあまる、たわわな王女の乳房が柔らかく弾む。
愛おしげに頬を寄せ、木目細やかな肌に滑るように 手のひらを這わせた。
 乳房は 若さゆえのその張り、女性として成熟しつつある柔らかさで
少年の愛撫に 艶やかに応える。
 
「…あん、ッハ… ぁ…な、何をするの イオ」
 イオは答えず 不安定にささげられ、ゆれるフレアの下半身へ 目を移した。
両手の指先で 震えながらも慎重に フレアの女性器をくつ拡げた。
 テラテラとした光る液体に濡れた 鮮やかな サーモンピンクの粘膜が露になった。

「フレアさま、ずっと こうしてみたかった…」
 イオは夢うつつに呟くと、萌え立つ和毛に鼻先を埋めると ゆっくりと下へと 敏感な肌をなぞり 小陰唇にキスをした。
そのまま 口を軽く開き、音を立てながらラヴィアを舌先でまさぐった。

 「ああぁぁ…、や、止めなさい イオ」
 フレアは裸の尻をもどかしげに揺すりながらも、必死の王女の威厳でイオを止めようとした。
 イオは 軽く顔をしかめたが 愛撫をやめる様子は無い。

  ぴちゃ、っチュ、クチュ…チュク
「あぁっ…ふん。ヤメ…はあぁぁあ!止めなさい」

「はぁ…どうして こんなことをするのイオ」
 息をつぐのに 股間から顔を離したイオに向かって フレアは言う。

「私たち いつでも仲良かったじゃない。ハァハァ…イオは いつも私の頼みを聞いてくれて」
「…頼みはきいたよ。フレアさまは王女さま 僕は近衛騎士団長の弟、家来だからね 当然の事でしょう」
「な、イオ。本当にどうしたの? 私たちは 友達じゃなかったの
 この町を ジークと私で開いてからは ここは私たちの王国。
 以前の様な 身分の差は無くなったじゃない、
 ジーク王、私が王女といっても その責任を負うだけで
 必要最低限の役目を みんなそれぞれに 仕事としてもつだけに なってたじゃない」

「…そうだよ。だから 
 僕も夢を見ちゃったんだ。見てはいけない夢を…
 いつも やさしいフレアさまを いつか僕の恋人に出来るかもなんて」

「そんな…イオ 私は」

「ジークさまが… だろう。
 でもね、僕も手に入れたんだ
 ジークさまにも、いや 誰にも負けない フレアさまを僕だけのモノに出来る力を!」
 妖しい歪んだ呟きから 最後は叫びにかわっていた。

ズリュウゥ……ビタン
「!! ヒィ…ッ」 
 
 イオの股間から あの消滅したはずの宿敵
かつてフレアの処女を奪ったグローデの 触手状の男性器が床へとヌメリ落ちたのだ。

「フレアさま いや フレア ずっと こうしてみたかったんだ」
 イオは力を鼓舞するように 亀頭をもつ触手を フレアの顔に這わせた。

「や、やめて イオ。嫌、それだけは もう」
 王女の白き頬が粘つく液体にまみれる。
フレアの必死の懇願を浮かべる顔面は 総毛立ち 嫌悪の色で青ざめていた。

「ちなみに この触手も 僕なんだ」
 フレアの手足を中空に吊っていた 触手が更に引く力を強め、
脂汗に濡れた女体の 両足を大きく開いた。
新たに わき出た蔓状の触手が 王女のクレパスを チュクリ…と開く。

 イオの男性器が ゆっくりと鎌首をもたげる
 次の瞬間…
ぐぷりと 飛沫を飛ばし 濡れたフレアの蜜壺をつらぬいた。

「ィいやあああああぁぁぁぁァ……」

(綺麗だよ フレアさま。…僕は負けない
 誰よりもフレアさまを愛してるんだ)


 

見て見ぬ振りしてね…大人な貴方なら


リヨン伝説フレア2より
フレア

「妄執」


 8万リクエスト一発目は 18禁OVA創世記の傑作 「リヨン伝説フレア」からです。
いやーこの絵描く為に 見直したんですが内田順久キャラ いいです。
この「フレア1」と「2」、続いてリリースされた「ガイ」は傑作です。80年代のあの頃の絵柄が好きな人は要チェックです。
 絵は触手絵…003と違う線でいくつもりだったのですが、汁描いてるうちに 忘れちゃた。
 話は強引です。なんとかシチュエーションとしてこじつけようと 姫様と従者&やさしいとなりの姉さんと僕 やってみました

2001-5/19