「レジェンド オブ レムネア」うるし原智志著より 銀の勇者レムネア

「縛」

18禁な絵は下でNow Loeding...


 ゴオオオオオオ……

「あ…、あんた…たち メッシュに 何をしたの」

 鮮血滴る左腕を庇いながら,力無く置きあがるレムネア。

「んっ? 同じ勇者として感じませんか フフフ」

 メッシュの渾身の一撃で半身をずたずたにされながらも,燃え上がる
炎を背に 不敵に笑うガーディン。

「あなたより 一足先に……」

 再生途中の右腕をパチンと打ち鳴らす。

「死んでもらいました」

「!!」

 その言葉にレムネアのうつろな瞳に焦点がもどり、最悪な現実を理解した。

「………」
「……そ そん…な…」
「そんなの……、 うそ」

「うそよ!!」

 あたり一帯が炸裂した。 
レムネアの銀の勇者の力が爆発したのだ。

「おおっと」
「後は頼みます ガディス。私は先を急ぎますので これで失礼します」

 砂塵 熱風 プラズマ 轟音の中
すさまじいエネルギーが圧縮されたその空間であるのに
茶飲み話しのような悠然とした会話をかわすガディス そしてガーディン。

「あああああああぁぁぁぁ……、メッシュを…………」

「クク…お前も ここで死ねばヤツにあえるさ」

「それでは また合いましょう レムネア」

 ガディスの鉄壁の力場の後ろで メッシュの亡骸をを小脇に抱えた
ガーディンが 転移にうつる。

 半分以上ガーディンの実体が転移されたのを確認するとガディスは
シールドを解き、

「おとなしくしていろぉ 銀の勇者!」

 両の掌から最大出力の魔導波をはなつ。

「うるさいっ!」

 そう言い放つとガディスなど眼中に無いレムネアは、
苦もなくガディス最大のエネルギー波を弾き飛ばすと
不安定な磁場の向こうで消えつつある ガーディンに向かって突進した。

 ガディスの木偶の身体が造作もなく粉々に吹き飛ぶ。

 と同時に そこに、突然 封じの電光が発生した。

 「ぐあっ?!」

 そう、これこそが、ガーディンの罠だったのだ。

 鼓膜を割るような凄まじい音を放ちながらバチバチとあたりの物質に雷電する電撃は
レムネアの着衣を容易に消滅させ、
愛しい恋人を追う彼女の身体を縛り付ける。

 ウウゥゥゥ…
 この場からのガーディンは転移は成功した。

(メッシュ)



 そして、すべてが灰燼に帰した中 全裸のレムネアのみが 一人そこに残された。

「………」
「…メッシュ」
「返し…て…」
「あ……、あたしの」
「あたしの メッシュを返して!!」

 悲痛なその叫びだけがこだました。
 




戦闘シーンは辛いの>テキスト













「レジェンド オブ レムネア」うるし原智志著より 銀の勇者レムネア

「縛」

 
昨日うるし原智志氏の新刊「ダーククリムゾン」が
めでたく発売されました。
そちらでも自称「ニップルうるし」他称「麗乳作家」の名を汚すことなく
成年コミックですらかなわない、紙面における「乳占拠率」70%と
思うが侭の活躍をなされています。

 こちらの絵のほうはその氏の今から十年ほど前の作品
OVA「極黒の翼バルキサス」とのメディアミックスで生まれた
コミック版「レジェンド オブ レムネア」からのワンシーンです。

 当時古本屋で卓越した仕上りのアニメセルの表紙にひかれ、
手に取って 中を見た時の驚きは いまだにかすかにですが,憶えています。
なので、コイツは私なりのアレンジはあまり加えず
うるし原氏のラインを忠実になぞったつもりです。

 この絵、乳の跳ね具合といい、局部の一本線といい
エロいよね。

2000-11/27