オーディオを思う2002

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2002年にオーディオを思う

気が付けば、AKAI、SANSUI、DIATONEと言うビッグネームも今はもうありません。

カセットデッキ、ステレオプリメインアンプ、スピーカのいずれもトップブランドだったはずなのですが、トップブランドがゆえに時代の変化に対応できなかったのでしょうか。

ただ、これらのメーカーは世界最高水準の製品を送り出していたのにもかかわらず、最高水準のプレステージモデルを持っていませんでした。

超弩級の高価格がゆえに採算がとりづらいような製品は作っていませんでした。
それに対して、現存しているメーカーは、常にと言うわけでないにしろ、そんなもの誰が買うのだろうという超高額商品を作っています。

パイオニアやソニーは、50万円クラスのSACDプレーヤーを販売しています。
松下電器も460万円するスピーカーシステムを用意しています。
DENONもセットで550万円のセパレートアンプを用意しています。

それに対して、AKAI、SANSUI、DIATONE、はすべての製品が非常にリーズナブルだったような気がします。

おそらくこれが受け入れられて、国内では、トップシェアだったのでしょう。
しかし、それゆえに海外、特にアメリカ市場ではブランドを確立しきれなかったようです。

いまや過去のものになったカセットデッキのAKAIはどうしようもないのでしょう。
しかし、サンスイは復活してもらいたいところです。
少なくとも山水のパテントを受け継いだ製品が出てくることを望みます。

DIATONEは完全になくなったわけではないようですから、もう一度超ハイエンド製品あたりから再スタートしてみると意外といけるかもしれません。

我が家では、いまだにメインのシステムがAKAI、SANSUI、DIATONEで構成されています。

いまや歴史的遺産になったこれらの製品をできるだけ長く愛用していただきたいと思っています...

オーディオも趣味の世界ですから、必ずとも最良の製品が受け入れられていくわけでもありません。
ただ本当に良い技術は長く残っていくはずです。
レンジ的につらいものがあって、なんとなく中域が物足りなくとも同軸2wayの定位のよさで、タンノイはこれからも生きつづけるでしょう。
JBLのオーソドックスな3Wayのモニター{4312系」も長く残っていく思います。
平面薄膜振動板のシステムも、決してなくなることは無いでしょう。
ダイヤトーンのハニカムコーンウーハーも決して無くしてはいけない技術だったように思います。

2002年初秋

 

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