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斑尾山(1381.8m)
斑尾(まだらお)山は、北信五岳のうちで標高は一番低く1,400mに及ばないが、志賀高原側から見ると、他の2,000m級の山に比べても同等のスカイラインで少しもひけをとらない。飯山山地の一部だが、その東南にある高社(たかやしろ)山(1,352m)とともに、やはり富士火山型で美しい成層火山の形を示す。またその噴火によって堰止められて現在の野尻湖ができた。野尻湖は、「芙蓉湖」とも呼ばれ、「四十八崎」と言われるほど岬の多い湖岸線の複雑さに、妙高や黒姫が山影を映して端麗な湖は、柏原の俳人小林一茶の句の中にも詠まれている。―――「花の百名山」( 田中 澄江著)より |
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MASA'S room
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