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妙高山（２４５４．０ｍ）

妙高（みょうこう）山は古くは「越(こし)の中山(なかやま)」と呼ばれた。その中山が名香(なか)山となり、名香(なか)山では漢詩などに詠み込むのに具合が悪いので、音読みして名香山(みょうこうざん)となり、さらに字を飾って妙高山となった。現にこの山の麓には、今も名香山(なかやま)村の名を存している。―――「日本百名山」 深田 久弥著より

赤倉山、三田原山、神奈（かんな）山、前山などの外輪山に囲まれた妙高連山の主峰。世界にそびえ立つ神聖な山という意味の「須弥山（しゅみせん）」とも呼ばれ、その麓には理想郷が存在すると信じられてきた。（るるぶ長野・北信濃より抜粋）

「越の中山」という名からも判るように、妙高山は北信五岳の中では唯一新潟県に属する。ＪＲ信越線の妙高高原方面・笹が峰から登るコースと、燕温泉から登る二つののコースがある。

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