三日目は奈良散策。

大阪新今宮からJR奈良駅のコインロッカーに荷物を預け法隆寺へ。


推古天皇と聖徳太子の建立した法隆寺です。

1400年前の世界最古の木造建築群は
世界遺産にも登録されてます。

ちゃんと奇麗に咲いてる蓮の花
初めて見た。

天上天下唯我独尊。

五重塔。
金堂の釈迦三尊像と
薬師如来坐像日光・月光菩薩像が良かった。

大講堂。ここが本殿かと思った。
巨大な薬師三尊像、四天王像があり
瓦の寄進を1000円からやっていたのでお願いすると
瓦にも名前を書いてくれといわれてびびる。

五重塔がある西院伽藍と夢殿がある東院伽藍までは
案外距離があります。


夢殿。自体はたいした印象を受けませんでした。

宝物殿の大宝蔵院にあった
細身で九頭身の百済観音など展示物には感銘を受けたけど
玉虫厨子は古さだけか。
旧1万円札の聖徳太子の絵の掛け軸もありました。

お昼は大和の茶がゆ。
烏龍茶漬けから塩気が抜けたような
斑鳩の質素を思わす素朴な味。
添え物と一緒に食べると美味しい。
浮いてるのは揚げ玉ときな粉。

平地に突如ある雑木林や裏山は
奈良では大抵古墳。水で囲ってあるので分かります。
写真は前方後円墳のくびれ部分。

炎天下の中、近鉄尼ヶ辻駅から1.5kmほど歩いて
奈良の都、平城京跡へ。
復元された南大門の朱雀門がそびえ立つ。

右の人と比べると分かるけど、やたら高い壁は6m。
朱雀大路の幅は70m。

でかい。

鮮やか過ぎると胡散臭げに見えるんだけど
当時の人も新しいの見てたんだよね。
昔のものだから古いはずってのはおかしいはず。

朱雀門は宮廷、平城宮の表玄関。
平城京の南端はあの羅生門。
芥川龍之介の小説のは平安京のだけど。

門の向こうを電車が走る。何かシュール。
その向こうでは第一大極殿の復元工事中。

なにもないトコですが、それだけに広さがわかります。

奈良の男の子なら誰もがやったことがあるという
平城京跡での草野球。凧揚げもスポット。


第二大極殿跡。
貴族が集まって政を定めた建物です。

その向こうは内裏。
天皇陛下の御住まいです。

内裏跡の奥に座り南、大極殿を望む。
遠くには吉野の山々が。

平城京跡資料館の大極殿の模型。

内裏の模型。

発掘場と平城京の石畳を再現。


こちらは奈良駅の展覧会。
奈良時代の衣食住。偉い人仕様。

平城京模型。
平城宮は赤い部分だけか。




ここから友人と合流。
奈良の東大寺、大仏殿。
やっぱり高野山の大門よりも、平城京の朱雀門よりも
大きいですね。世界最大の木造建築物。

聖武帝の国家事業。毘慮舎那仏
中学生の頃見たのより小さく感じる?

奈良の神聖なる鹿は怖い。
屋台のお店にあるのはつまみ食いしないのね。
客が立つと注視し、売れたとなると殺到してきます。


四日目、呉へ
二日目、金剛山へ