それって借金だろう

アメリカ式の経済理論や経営手法だと、ファイナンスだ資金調達だといってどのくらい金を集められるかというのが会社経営みたいに言われているが．．．

それって結局、借金じゃないか。
無論、資金が無ければ事業は無理だ。
しかし、それを世間からかき集めて来ればいいという考えは、なんとか講の類の考え方に他ならない。

真の会社経営を目指すなら無借金を志すべき。
借金が無い会社が駄目だと言うなら世界一の健全経営のトヨタ自動車が駄目だという事になるだろう。

理論が正しいことを証明するために理論を展開するアメリカ式理論はこの際捨てよう。
アジアや日本には、もっとすばらしい理論がある。
もちろん、大学で構築され論文で出されたわけではない。
でも、トヨタも、松下もその他日本の優良企業は、その理論を元に大きくなったのは間違いない。

日本の、商法を思い出そう。
商人としての理論を全うした大丸はいまだ老舗のデパートとして破綻無く経営できている。
アメリカ的手法に踊ったそごうは倒産してしまった。

たかだか、二百年の歴史の経済に学ぶべきものなど無い。

子孫に笑われない商いをしよう。

いま、日本の国債は、金融機関を通して家計が保有している勘定になるそうです。
いっそう、国債銀行でも作って、国債勘定で普通預金できるようにしてもいいのかもしません。
家計の現金の保全方法は国がサービスとして提供するべきでしょう。
なんでも民営化するべきではないと思います。
競争理論なんて必要悪だということを忘れてはいけません。