私の独り言です。
聞き流してください。
tateno@rose.zero.ad.jp <-
お気づきのことがあればこちらへ
2009年の日記
2009年の年初にあたって
今年は、複数の仕事を抱えての年越しとなりました。もっとも一社からの受注なのでどきどきものではあります。
景気は、最悪といわれいますが、私は、何か社会構造に変化が起こったものだと理解しています。
おそらく、再生可能な社会への以降が始まっているのでしょう。
経済においては、世界的に協力してせめて、信用取引、空売り、は完全に禁止にするべきです。
これらが、政府による経済のコントロールを危うくしているのは間違いありません。
本来流通していない量の貨幣が擬似的に発生しているわけですから。
貨幣偽造として罰則を適応するくらいの決意が政治にも求められるでしょう。
コンピューター業界は、また、エンドユーザーコンピューティングへゆり戻そうとしているように感じられます。
アウトソーシングから大きく向きを変え、社内でのシステム開発が増えてくるような気配があります。
若い、フリーや派遣のIT技術者には正社員の道を考えてもらいたいです。
企業の経営者には、経験豊富なエンジニアの雇用も進めてもらいたいです。
ぼやぼやしていると、地方の企業に優秀なエンジニアを持っていかれてしまいますよ。
PCに関しては、ようやく実質的に有効な数のマルチコアを搭載したCPUが流通し始めました。
これからは、サーバーのデータベースに同期するローカルなデータベースを利用するようなソリューションも提案しやすくなるでしょう。
もちろんそんなことが可能なのは、MS−SQLぐらいなのですが…
もしかすると、マイクロソフト自体がターミナルサービスベースのSaaSを展開してくるかもしれません。
これは脅威です。本物のOfficeスイートがSaaSで使える。もしかすると、MSNプレミアムで利用できるようになるかもしれません。
少なくとも、MSN Japanでやる分にはUSAの独禁法の対象にはならないでしょう。
なぜ、マイクロソフトがSaaSを無視するのか、なぜ、クラウドへ舵を取るのか?
これらは、何の疑問ないマイクロソフトの進む道なのでしょう。
2009年の年末にあたって
この一年で、仕事がないということも慣れてしまいました。
取り合えず、政権が変わったので少しはこの国もまともになりつつあるようです。
経済という面でも、投資投機至上主義にもアンチテーゼが出てきたようです。
どうも、経済というのは等価交換でもなく、質量保存法則やエネルギー保存則も通用しないようです。ある瞬間を比較すると。
しかし、ある程度の期間では資本の量は一定。この狭間を縫って錬金術が発動できるようですね。
さて、IT業界も大きく単価が下がりました。
ま、末端ではそれほどでもないようですが…
そして、クラウド。
まさになんでもクラウドと呼べばいいという感さえあります。
でも、それは無理です。
クラウドは、ネット上のサーバー。
認証条件さえ合えば、どこでもアクセスできるのが最大のメリット。
つまり、クラウド上の情報は、持ち出し禁止には出来ない。
荒っぽくたとえるなら、会社のロッカーや金庫ではなく、駅のコインロッカーだというと。
管理が良くてもせいぜい銀行の貸金庫。
プライベートクラウドといえども、玄関先に置いた金庫のような物です。
少なくとも、内部の人間の情報持ち出しには非常に甘くなる。
SaaSでも同じことでしょう。
いゃ、Webベースで公開した社内ツールも同様でしょうが。
なので、オンプロミスなサービスと、クラウドサービスは、きっちり切り分けましょう。
クラウドは、MSの独壇場になるでしょ。
Basicで書けるのですから。
CPUのマルチコア化が、いよいよ本格化しました。
実験用途向けといえども、48コア。
いい感じです。